注文ミスやレジ違算が減少し、オペレーションの効率化を実現
| 株式会社イズムフーズ様
株式会社日本システムプロジェクト(以下:JSP)が提供する「セルフレジ」「セルフオーダーシステム」を導入いただいているお客様の事例をご紹介します。
この記事で紹介するのは、ラーメン店、和食レストラン、定食屋などの飲食店を多数運営する株式会社イズムフーズ様のインタビューです。
この度は、代表取締役社長の大髙様にお話を伺いました。
- 飲食店の人手不足
- 店舗数が増えていくと管理が大変
- スタッフを呼んでも来ないという状況がなくなった
- セルフレジもセルフオーダーもシンプルで運用しやすい
- オーダーミスやレジ違算が減少し、オペレーションの効率化に
導入前の課題
6年前から時代の流れを見ていて、飲食店の人手不足を解決するためには、セルフレジは必要になってくると考えていました。
弊社は既にセルフオーダーは入っていたので、まずは既存メーカーへ問い合わせました。
ただ、セルフレジと言っても様々なメーカーがあるので、
まずは広く情報収集を行い、その中の1社としてJSPさんにも問い合わせをしたという経緯になります。
セルフレジ・セルフオーダーシステムを導⼊した理由
システムを入れる理由は、僕ら人間がより人間らしい仕事をするために、
機械が得意なことは機械にやってもらおうというのが基本的なDXに対しての考えとしてありまして、
人間の価値の1番はやはり情緒的価値だと思っています。
感情が入る仕事は人がやるべきだと思うので、そこにより注力できるようにと考えています。
例えば、それはスタッフとの面談だったり、お客様との接客だったり・・・。
確かにセルフオーダーを導入するよりも、スタッフが注文の受け答えをした方が、
情緒的価値が生まれると思いますが、
そもそもにして、お客様がスタッフを呼んでも来ないということが少なからず起きてしまうのです。
そうならない為に努力はしますが、それがクレームとして多いのも事実なのです。
ピークタイムに3件同時に呼ばれて、店内にスタッフが5人しかいない状況で、
キッチンに3人、オーダー取りと料理提供は2人で行うと、待たせてしまう場面は起きてしまい、
お客様は呼んでも来ないと2回、3回と呼ぶので・・・。誰しも経験あると思うんです。
それをセルフオーダーがある事で、常にテーブルにコンシェルジュがいるような形を作れるので、
いつでも好きなタイミングで注文ができるというのは、オーダー受けの部分で情緒的価値が無くなるデメリットはありますが、
それを上回る価値があるのでは無いかと思っています。
日本システムプロジェクトのシステムをお選び頂いた理由
既に導入しているシステムもあるので、
切り替えのタイミングは難しいと考えていましたが、
やはり今後店舗数が増えていくと管理が大変になるので、
諸条件をまとめた結果、運用面はもちろん、
シンプル性と柔軟性が高いJSPさんがベストメーカーという結果になりました。
値ごろ感ももちろんありましたし、
JSPさんはセルフレジもセルフオーダーもシンプルですし、
カスタマイズに関して「どうやったらできるようになるか」を
前向きに取り組む姿勢が他メーカーと違って良いなと感じました。
また、担当営業の方のレスポンスの速さや、
一緒に解決しようとする姿勢も選定した大きな理由の一つです。
導入効果
従業員の教育時間は確実に軽減されましたね。
ホールスタッフが最初に覚える大変な業務の一番はオーダーを取る事だと思っています。
特に新店時のオーダーミスはどう頑張っても起きてしまいがちなので、
その影響でオペレーション全体が混乱してしまうと本当に大変なのです。
セルフオーダーを導入すると、それが完全に無くなりましたね。
あとはセルフレジにしたことによって、レジ違算が無くなりました。
月に6000回の会計回数があれば、どうしても会計ミスは起きてしまいます。
セルフレジであればそれはほぼ完全に無くなりますし、スタッフの教育もなくなりますので、
メリットは多いですね。
レジ締めも、釣銭機が数えてくれるので、確実に早くなっています。
ここ数年、世の中ではスーパーマーケットでもセルフレジの通過率が50%以上と主流になりつつあり、
お客様もシステム化へのアレルギーが無くなってきて慣れてきているので、
飲食店もこれからどんどん増えてくると感じています。
そのタイミングで当社も導入を進めていますが。とは言いつつも地域性等もあったりなど、
まだまだ飲食店では合理化のイメージが強いと感じやすい環境なので、
そう感じさせないためにも会計時のお声掛け等、
接客においては、より力を入れることを心がけています。
それにより、お客様のご理解も早く問題なく運用出来ているかなと感じています。
今後の事業展開
会社のスローガンとして、接客は同一カテゴリー内で日本一を目指しています。
そのためにも、DX化はどんどん進めていき、作業は機械が行って、
情緒的価値はスタッフがより出来る環境を作っていこうと考えています。
また、事業拡大も進めていく中で、引き続き宮城県・福島県・栃木県への出店は密に増やしていきますが、
10年先を考えた時には新たなエリア進出も検討していかなければならないと考えています。
今後セルフシステムに期待する事
レジメーカーの会社でよくあるパターンが、一部のユーザーだけのために追加した機能が
意外とほとんどのユーザーには必要のない機能だったりして、
「使わないのにコストが上がる」というのは見極めて欲しいなと感じます。
あとは、JSPさんのようにカスタマイズ等、柔軟性をもっていただくと、
ユーザー側としてはとても心強いと思います。
その他、こういったシステム導入は、管理コスト面でもかなり大きいので、
iPhoneのようにハードはそのままでもソフトウェアがアップデートされて
使い続けられるような仕組みにしてほしいですね。
株式会社イズムフーズ様
https://ism-foods.jp/rec/index.html業種 | 飲食店運営(ラーメン店、和食レストラン、定食屋) |
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代表者 | 代表取締役社長 大髙 健吾 |
企業概要 | 本社住所:〒963-0551福島県郡山市喜久田町双又37 設立:平成19年6月27日 事業内容:飲食店の運営 |
運営ブランド | 菜々家、大志軒、満天食堂、味噌屋 |