ITで飲食店はもっと効率的になる!
| 株式会社大阪王将様
株式会社日本システムプロジェクト(以下:JSP)が提供する「セルフオーダーシステム」を導入いただいているお客様の事例をご紹介します。
この記事で紹介するのは、国内に150店舗以上展開する「大阪王将」を展開する株式会社大阪王将様のインタビューです。
目次
- 全国で発生していた人手不足の解消
- テスト導入したセルフシステムへの不満
- 従業員のシフト調整が楽に
- 予想外のメニューが販売数UP
- 翻訳機能によりインバウンド対応のストレス減
ご導入前の課題
「大阪王将」ブランドを手掛ける大阪王将株式会社様へのFCオーナー様からの切実な要望。それは「人手不足」。地方の店舗ほど求人広告を出しても応募がなく、翌日のシフトを組むことすら困難な状況に。ランチ終わりの14時からディナーの17時まで営業を止めざるを得ない店舗もありました。。。
セルフオーダーシステムを導⼊した理由
本社として「人手不足」の窮状を解消すべく、回転寿司業態などで利用されていたセルフオーダーシステムの検討を開始。業態としてはフルサービスではありますが、カジュアルな業態のためセルフオーダー導入は可能と判断されました。
すぐに手近な業者に依頼し、品川の店舗でフィールドテストを開始したものの、セルフオーダーの使い勝手が悪く、お客様からは不評。従業員もいつしか使わなくなり、従来のハンディでのオペレーションに戻っていました。
常連のお客様でも「便利になったね!」と言ってもらえるシステムをもう一度選びなおす必要がありました。
JSPを選定いただいた理由
改めて、インターネットで検索した20数社のセルフオーダーメーカーへ問合せし、面談を開始しました。
メーカー選定・システム選定をするにあたり、テスト店舗での反省からシステムの要件定義を明確にしました。
《 主なシステム要件 》
・本社のある大阪に拠点があること
・保守が全国対応しており、24時間365日対応できること
・既存のPOS/OESシステムにセルフオーダーを追加できること
・老若男女問わず使える「番号入力」で注文ができること
・外国人客でも使える多言語対応であること
この要件を満たしていた、日本システムプロジェクトのセルフオーダーシステム【SEMOOR】を導入することになりました。
ご導入後の効果
まずは人手不足が顕著だった地方の店舗からリリースを開始。テスト店舗での反省から思い切って今までの紙のメニューはテーブルに置かないように徹底。
導入当初は様々な問題に直面しましたが、その都度、各方面と協議しながらシステムを改善し続けました。
《 導入当初の課題 》
・ランチ、ディナーでのパターン切り替え、飲み放題管理
・定食やセットのセレクト
・餃子が半額となる「餃子の日」の運用
改善の効果もあり、徐々にお客様からの不満もなくスムースに運用できるようになりました。
人手不足で悩んでいたオーナー様からも「24時間働けるオーダーシステムでシフトを組むのが楽になった」と仰っていただけるように。
また、紙のメニューではほとんど注文されなかった「中華ゴマ団子」の売上が大幅にアップしたり、追加オーダーが増加したりと売上増に寄与。
多言語対応機能のおかげで外国人旅行客との注文のやり取りがスムースになり、スタッフにもお客様にもストレスがなくなりました。
今後セルフシステムに期待する事
今回の「人手不足」の問題だけではなく、店舗には様々な課題が山積しています。キャッシュレス化の推進、インバウンド客への対応、外国人労働者の受け入れなど。これらの課題に対してITの役割は今後さらに大きくなっていくと思います。それにはシステムに強い提案型のパートナーが必要です。
セルフオーダー【Semoor】の導入は一つの成功例となりました。今後どのような新製品が出てくるのか楽しみです。
株式会社大阪王将様
https://www.osaka-ohsho.com/業種 | 飲食店運営(餃子専門店、らーめん専門店等) |
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代表者 | 代表取締役社長 植月 剛 |
企業概要 | 本社住所:〒573-0137 大阪府枚方市春日北町ー丁目10番10号 資本金:9,000万円 事業内容:加盟店向け食材の卸及び販売 外食事業のFC本部及び直営店の運営 飲食店の運営 |
運営ブランド | 大阪王将、よってこや、太陽のトマト麺 |